にじいろのグルーミングトレーニングはわんちゃんの将来のために行っています

飼い主様の要望だけに応えていればよいと思っていた頃

わんちゃんがブラッシングや爪切り、お風呂が苦手だったり、足や耳等体を触るのを嫌がったりすることは仕方ないと思って、今までトリマーとしてやってきました。シニア犬介護の勉強をしたら、高齢になってから体を触れないとケア出来ないという事に気づきました。ケア出来ないばかりか、高齢になると心臓や関節にも負担がかかり、暴れるのを押さえつけたり怖がっているのを無理矢理行うことによって、わんちゃんが亡くなってしまうケースもあると知りました。命をかけてトリミングしなくても良い方法はないだろうかと考え『怖いこと痛いことは一切しない』というサロンのオーナーさんのセミナーに参加しました。海外のトレーナーさんのセミナーにも参加し、自分にできる事を探しました。みんな共通していたのは『とにかくわんちゃんとトリマーとの信頼関係が必要』だということでした。

 

嫌がるわんちゃんとの綱引きをやめてみたらわかったこと

私の家族のセキセイインコのももは、幼鳥でお迎えした時から噛み噛みでした。以前の私だったら怒って言うことを聞かせたところでしたが、『インコ・オウム行動コンサルタント』の石綿氏に出会い、動物との信頼関係構築には『イヤを尊重する』のが大切だと気づかされました。人間の一方的な押し付けをしてはいけなかったのでした。

漠然と馴らせばいいんだと考えていたのですが、馴らすにはトレーニングの技術がやはり必要だと感じました。石綿氏の『コンパニオンバードの為の行動とトレーニングクラス』へ参加しトレーニングの理論を学び始めました。しかしトレーナーではない私が、座学だけで実際に出来るかとなると話は別でした。犬に応用しようとして、ただ闇雲にやっても犬を混乱させるだけなので、タイミングや犬との正しい接し方、ボディサインなどは『greendog』の池田氏から実技を学ぶことにしました。

私はプロのトレーナーではありませんが、このように現在進行形で愛鳥ももと、愛犬ジョーカーでトレーニングを学んでおります。

わんちゃんのケアをするのには、まず体に触らなければなりません。体に触るのが苦手な子は、何処か痛いのか、痛かったのか、そうではないのか、とにかく理由があります。理由を探しその上で、触られるのが好きとまではいかなくても、大丈夫、心臓バクバクしなくても良い所までココロを持っていけるようにするのが、にじいろのグルーミングトレーニングです。

体を触る時に、心臓バクバクしないで良いと、年を重ねてからの体のマッサージや獣医さんでの診察や治療の時にも、わんちゃんの負担が少なくて済みます。『本当のケアが必要になった時の為に』気づいた今から苦手を減らす試みを始めませんか?我慢はいつか爆発するのを、トリマーとしての今までの経験で感じました。我慢ではなく納得して受け入れてもらう方がいいと感じています。

トレーニングといってもいろんな方法がありますが、にじいろは行動分析学を用いたトレーニングで、トリミングやケアをしていきます。ポジティブトレーニングの良いところは副作用がないところです。わんちゃんに分かりやすく伝えられるように、私自身も技術向上に励みます。もちろん飼い主様にも一緒に協力していただきます。

トリミングでのグルーミングトレーニングでは、まずそれをやらないと命にかかわるか、そうでないか、飼い主様と一緒に考えます。たとえば、耳の中が腫れていて耳を触られるのが苦手な子は、獣医さんで耳の治療をしていただきます。耳の治療が終わったら、耳を触るトレーニングをしていきます。耳が痛かった経験をしているので、触られるのは怖くない痛くないと、わんちゃん自ら感じてもらいます。それからトリミングします。

 

1、『イヤだ』の原因が体のどこかの不調ではないですか?

2、過去に怖かった、痛かったことは強引にいたしません。

3、『ホントだ怖くないや』とわんちゃんに思ってもらえるように接します。

この過程において、痛いことや怖いことなどの『何もしない事』『私が信頼される事』がとても重要だと考えています。他のサロンとの大きな違いは、私が伺っても『何もしないで存在している時間がある』ということです。せっかく来たから何かしてあげたいのは山々なのですが、わんちゃんの気持ちを無視して強引にケアしてしまうと信頼関係がいつまでも築けないからです。

 

 本当にかわいそうなのは誰なのか

一般的なサロンでは、時間に追われてなかなかわんちゃんとのコミュニケーションをとりにくいと思いますが、スピーディーに仕上がったり、豊富なデザインカットや、オプションが沢山あったり、カットの料金もお手頃だったりメリットが沢山あると思います。ワンちゃんを預けて自分の時間を作ることもできます。しかしにじいろは、スピードやデザイン性がありません。お手ごろな料金でもありません。飼い主様にも一緒にお手伝いしていただくこともございます。一番大事にしているのがハイシニアになってからの生活の質とわんちゃんのココロです。わんちゃんが穏やかに過ごせれば、わんちゃんもご家族もみんな穏やかに過ごせると思っています。トリミングに行きたいのに、爪切りもブラッシングもシャンプーも苦手だから、かわいそうで連れていけなくてボロボロのわんちゃんになって欲しくないと思っています。トリミングも獣医さんも、連れていくのがかわいそうと思ってしまっている飼い主様、かわいそうと思わなくて良いように一緒にトレーニングしていきませんか?